OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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トリニティと兄貴達の話。
兄貴とアーデ様が変な人です。
そしてクリスが最強。
兄貴とアーデ様が変な人です。
そしてクリスが最強。
おまけ1。
あくびをしながら歩いていたミハエルは、目の前に見慣れた少女が駆けて来るのを見つけた。
刹那が、珍しく切実な顔をして走っている。
珍しい。
滅多に感情を出すことは無い彼女をミハエルは無愛想鉄仮面だと思っていたが、悲しみの色に染められた顔に不覚にもどきりとした。
「おーい、刹那―」
呼びかけてみるものの、刹那は顔をあげようともしない。
そればかりか、ミハエルを無視して走り去ってしまったのだ。
「・・・あれ?」
「あ、ミハエルにぃ!」
既に点になりかけている刹那の姿を呆然とみつめていると、ネーナが駆け寄ってきた。
「おい、なんなんだありゃ」
「さあ・・・急に走り出しちゃって・・・なんなんだろね」
ネーナも首をかしげている。が、ミハエルの顔をみると急ににっこり笑った。
「ねえミハにぃ。私ね、刹那からバレンタインもらっちゃった☆」
「?って、ええええ!?」
あの鉄仮面が?!と思わず絶叫した。そういうイベントごとにはまず関心なさそうなのに!!
「いいでしょー」
「なっ俺はお前からもらったので充分・・・!」
「うそつきー刹那から貰いたかったくせにー」
にっこりを通り越してにやりと笑ってくる妹。シスコンとして慌てて否定したが、ショックを隠しきれず狼狽する。
「違う、誤解だっ」
「あーあおいしかったなあ刹那のー」
そういって口元をぺろりと舐めるネーナ。普段ならネーナに好かれているあいつに憤りを感じるのに、今日ばかりはショックでただ妹の唇を見ていることしか出来なかった。
「わかいな、お前ら・・・」
息をきらしたヨハンが、よろめきながらも後ろから来た。
おまけ2-兄達の場合-
「あんのハム野郎・・・なに刹那と二人でいるんだ・・・」
高等部屋上から少し離れた大学の屋上。
普段はカップルでにぎわう場所も、夕刻の為か誰も折らず、いるのは奇妙な三人組だけだった。
「ロックオン、覗き見はだめだよ・・・」
「うるせーぞ!大体アレルヤ!なんでお前も止めなかったんだ!!!」
「いやだって刹那がお礼をしたいって・・・」
「アレルヤ・ハプティズム、君という人は本当に・・・」
「ティエリアいたの!?」
「刹那・F・セイエイはまだ未熟だ。だから作戦を失敗しないよう監視する義務がある。」
「その割には、殺る気満々だよね」
ロックオンは、ライフルのスコープをのぞき、ティエリアにいたってはどこからか小型バズーカを持ち込んでいた。いや狙撃手であるロックオンはともかく、ティエリアのでは刹那も確実に巻き込まれるだろう。
「ハム野郎・・・確実に殺す」
ロックオンにいたっては完全に目があれだ、スナイパーモードになっている。
狙い打つぜとかぶつぶついいながら、トリガーを半分くらいひき掛けていた。ティエリアも照準をしっかりと給水搭に合わせている。いや、それじゃだめだってば。
ああ、ハレルヤ・・・彼らは少し過保護すぎるよ。こういうのを出歯亀というのではないだろうか。
ハレルヤが「いやおまえも過保護だろう」と突っ込んでくるが、ばたんと鉄扉の開く音に思考は中断された。
「あんた達なにやってるのよ!」
驚いて振り向けば、腰に手を当て仁王立ちになっているクリスティナと、制服姿のフェルトがいた。
「く、クリス?!」
「あんた達なに学校に銃持ってきているの!目立つじゃない!」
「い、いやクリス、これには深いわけが・・・」
「ほら、とっととそのデカブツしまって帰りなさい!!」
しっしと追い払う動作をされ、ロックオンもティエリアもたじろく。
極めつけは、絶対零度に近いフェルトの視線だった。痛い。痛すぎる。
「・・・シスコン」
「すいませんでしたー!!」
妹のように可愛がっている少女の視線に耐え切れなくなったのか、ロックオンはいまだスコープで刹那の様子を覗くティエリアをひっぱり、逃げるように出入り口にむかった。
アレルヤも慌てて、後に続く。
最後に一度だけ振り返って、刹那に頑張れといろんな意味でエールをおくった。
「ふー、これでお邪魔無視はいなくなったわね」
「・・・クリスティナ・・・」
「あの刹那がバレンタインやるなんてね、女の子って変わるねーフェルト」
「それで・・・私達もかえらなきゃ・・・」
「えーもう少し覗こうよーあのグラハムって人、私には見向きもしなかったのに刹那に絡んで来るんだよ?きになるじゃなーい」
そうにっこりと微笑んで高性能ビデオを取り出してきたクリスティナに、フェルトは一人そっとため息をついた。
「これじゃマイスターたちと同じ・・・」
しかし既に黄色い声を上げながら鑑賞モードに入っているクリスティナには、何も聞こえなかった。
あくびをしながら歩いていたミハエルは、目の前に見慣れた少女が駆けて来るのを見つけた。
刹那が、珍しく切実な顔をして走っている。
珍しい。
滅多に感情を出すことは無い彼女をミハエルは無愛想鉄仮面だと思っていたが、悲しみの色に染められた顔に不覚にもどきりとした。
「おーい、刹那―」
呼びかけてみるものの、刹那は顔をあげようともしない。
そればかりか、ミハエルを無視して走り去ってしまったのだ。
「・・・あれ?」
「あ、ミハエルにぃ!」
既に点になりかけている刹那の姿を呆然とみつめていると、ネーナが駆け寄ってきた。
「おい、なんなんだありゃ」
「さあ・・・急に走り出しちゃって・・・なんなんだろね」
ネーナも首をかしげている。が、ミハエルの顔をみると急ににっこり笑った。
「ねえミハにぃ。私ね、刹那からバレンタインもらっちゃった☆」
「?って、ええええ!?」
あの鉄仮面が?!と思わず絶叫した。そういうイベントごとにはまず関心なさそうなのに!!
「いいでしょー」
「なっ俺はお前からもらったので充分・・・!」
「うそつきー刹那から貰いたかったくせにー」
にっこりを通り越してにやりと笑ってくる妹。シスコンとして慌てて否定したが、ショックを隠しきれず狼狽する。
「違う、誤解だっ」
「あーあおいしかったなあ刹那のー」
そういって口元をぺろりと舐めるネーナ。普段ならネーナに好かれているあいつに憤りを感じるのに、今日ばかりはショックでただ妹の唇を見ていることしか出来なかった。
「わかいな、お前ら・・・」
息をきらしたヨハンが、よろめきながらも後ろから来た。
おまけ2-兄達の場合-
「あんのハム野郎・・・なに刹那と二人でいるんだ・・・」
高等部屋上から少し離れた大学の屋上。
普段はカップルでにぎわう場所も、夕刻の為か誰も折らず、いるのは奇妙な三人組だけだった。
「ロックオン、覗き見はだめだよ・・・」
「うるせーぞ!大体アレルヤ!なんでお前も止めなかったんだ!!!」
「いやだって刹那がお礼をしたいって・・・」
「アレルヤ・ハプティズム、君という人は本当に・・・」
「ティエリアいたの!?」
「刹那・F・セイエイはまだ未熟だ。だから作戦を失敗しないよう監視する義務がある。」
「その割には、殺る気満々だよね」
ロックオンは、ライフルのスコープをのぞき、ティエリアにいたってはどこからか小型バズーカを持ち込んでいた。いや狙撃手であるロックオンはともかく、ティエリアのでは刹那も確実に巻き込まれるだろう。
「ハム野郎・・・確実に殺す」
ロックオンにいたっては完全に目があれだ、スナイパーモードになっている。
狙い打つぜとかぶつぶついいながら、トリガーを半分くらいひき掛けていた。ティエリアも照準をしっかりと給水搭に合わせている。いや、それじゃだめだってば。
ああ、ハレルヤ・・・彼らは少し過保護すぎるよ。こういうのを出歯亀というのではないだろうか。
ハレルヤが「いやおまえも過保護だろう」と突っ込んでくるが、ばたんと鉄扉の開く音に思考は中断された。
「あんた達なにやってるのよ!」
驚いて振り向けば、腰に手を当て仁王立ちになっているクリスティナと、制服姿のフェルトがいた。
「く、クリス?!」
「あんた達なに学校に銃持ってきているの!目立つじゃない!」
「い、いやクリス、これには深いわけが・・・」
「ほら、とっととそのデカブツしまって帰りなさい!!」
しっしと追い払う動作をされ、ロックオンもティエリアもたじろく。
極めつけは、絶対零度に近いフェルトの視線だった。痛い。痛すぎる。
「・・・シスコン」
「すいませんでしたー!!」
妹のように可愛がっている少女の視線に耐え切れなくなったのか、ロックオンはいまだスコープで刹那の様子を覗くティエリアをひっぱり、逃げるように出入り口にむかった。
アレルヤも慌てて、後に続く。
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「ふー、これでお邪魔無視はいなくなったわね」
「・・・クリスティナ・・・」
「あの刹那がバレンタインやるなんてね、女の子って変わるねーフェルト」
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
ham_otomeza_12g☆yahoo.co.jp
管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
サイト FE覚醒ブログ(NL中心)
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