OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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久しぶりに更新再開。
ルイスは武力介入をたびたび行う予定。
ルイスは武力介入をたびたび行う予定。
「ねえ、ディランディ君と朝何話してたの?」
唐揚げを咀嚼していると、碧玉の瞳をキラキラと輝かせた少女に詰め寄られた。
お昼の時間。グラハムとは流石に昼食を共にせず、刹那は数少ない友人ととっていた。
同じクラスの沙慈と、彼女であるルイス。隣の席だったことで、孤立しがちの刹那に昼食を一緒に、と誘われたのが最初だった。
彼女がいるのに悪い、と沙慈の後ろで睨んでくるルイスを見て断ったが、次第にルイスとも打ち解けてきて今に至る。
「…別に」
「別に、じゃないわよぉ!知り合いだったなんてビックリしたんだから」
ね、ね、何聞いたの?
クリクリな瞳が近づいてくる。
沙慈が「やめなよ」と困り顔で制そうとするが、もう好奇心で暴走しているルイスを止められない。
刹那もまたそんな状態になったルイスに弱かった。
わきわきと手を動かし詰めよってくるルイスから後退りつつも卵焼きを頬張る刹那だったが、ついにひょいっと弁当箱を奪われてしまい、ぶすっとした顔となった。
「ほ~ら言わないと食べちゃうぞぉ」
「…太るぞ」
「刹那の馬鹿!唐揚げ食べちゃうんだから!」
「待て、話せばわかる!」
怒り顔になったルイスが刹那の好物である唐揚げをフォークで突き刺そうとし、刹那は慌てて彼女の暴挙を制す。
「ちょっと助けたらお礼に飯を奢る、それだけの話だ」
「えええ!それって大変な話じゃないの?!」
デートよデート!興奮してはしゃぐルイスが弁当箱を落とさないよう、沙慈がさっと彼女の手から取り返してくれた。
彼に礼をいいながらプチトマトを摘まもうとすると、再びひょいと手が延びてくる。
「ディランディ君ってちゃらそうな割にはそういう噂聞かないのよ、彼女もいないみたいだし」
「…ただの礼だろうに」
「女の勘だわ、だって手繋いでたじゃない!」
いつのまにか見ていたんだ。女の目線と言うのは恐ろしいと同性ながら刹那は感じた。
少なくとも興味はあるわと、真っ赤に熟したプチトマトを摘まんで力説するルイスを刹那は呆れた目で見つめた。
こういう話だとルイスは譲らない。昼休みが終わるまでマシンガンの如く話続けるのだ。
「あれ、でも刹那ってエーカー君と付き合ってるんじゃないの?」
苦笑いしながらルイスの暴走を見守っていた沙慈だったが、ふと思い付いたかのように呟き刹那は彼を無言で睨み付けた。
「…あいつとはそんな仲じゃないと何度言ったら…」
「ただの幼なじみ、なんでしょ?」
にっこりと何故かルイスに微笑まれ、「まあ、そうだが」と若干身体を引かせる。
ルイスは緑のへたをくるくると弄びつつも、刹那の顔をやたらくりくりとした瞳でじいーっと、服を品定めしているようにみつめてくるのだった。
「面白そうなことになりそうね」
「は?」
むふーっと、可愛らしいがおしゃまな小悪魔のように笑ってみせるルイスに、何故か刹那は嫌な予感を感じた。
彼女からプチトマトを奪還しようと試みるも、真っ赤なそれは可愛らしい唇に吸い込まれてしまう。
「だったらたまには違う男の子と遊んでみてもいいんじゃない?」
また勝手におかずをたべられた。
うらめしげにプチトマトが消えた口元をみつめていると、ルイスが悪戯っ子のように舌を出し、刹那の唇につんと指を当ててきた。
「そしたら多少は刹那も色気つくでしょ」
「は?色気?」
「エーカー君とだけ遊んでても駄目よ。刹那ももう女の子なんだから、ね」
あ、でも沙慈と二人きりで遊ぶのは禁止だからね!と話についていけず曖昧な笑みを浮かべていた彼氏に腕を絡ませるルイスに、刹那は小首をかしげた。
ディランディの話をしていたのに、何故グラハムの話になるのか、そしてなんの関連性があるのかわからない。
ルイスが何故こうも楽しそうな顔をしているのか、そして何故こうも首をつっこみたがるか仲がよくなった今でもわからなくなるときは多い。
女の子という生き物は本当に不可解だ。
自分もそのカテゴリーに属するということを棚に上げ、、沙慈によりかかりつつもすかさず彼お手製のデザートであるババロアを掬い取って食べている彼女を刹那はまぶしそうにみつめていた。
唐揚げを咀嚼していると、碧玉の瞳をキラキラと輝かせた少女に詰め寄られた。
お昼の時間。グラハムとは流石に昼食を共にせず、刹那は数少ない友人ととっていた。
同じクラスの沙慈と、彼女であるルイス。隣の席だったことで、孤立しがちの刹那に昼食を一緒に、と誘われたのが最初だった。
彼女がいるのに悪い、と沙慈の後ろで睨んでくるルイスを見て断ったが、次第にルイスとも打ち解けてきて今に至る。
「…別に」
「別に、じゃないわよぉ!知り合いだったなんてビックリしたんだから」
ね、ね、何聞いたの?
クリクリな瞳が近づいてくる。
沙慈が「やめなよ」と困り顔で制そうとするが、もう好奇心で暴走しているルイスを止められない。
刹那もまたそんな状態になったルイスに弱かった。
わきわきと手を動かし詰めよってくるルイスから後退りつつも卵焼きを頬張る刹那だったが、ついにひょいっと弁当箱を奪われてしまい、ぶすっとした顔となった。
「ほ~ら言わないと食べちゃうぞぉ」
「…太るぞ」
「刹那の馬鹿!唐揚げ食べちゃうんだから!」
「待て、話せばわかる!」
怒り顔になったルイスが刹那の好物である唐揚げをフォークで突き刺そうとし、刹那は慌てて彼女の暴挙を制す。
「ちょっと助けたらお礼に飯を奢る、それだけの話だ」
「えええ!それって大変な話じゃないの?!」
デートよデート!興奮してはしゃぐルイスが弁当箱を落とさないよう、沙慈がさっと彼女の手から取り返してくれた。
彼に礼をいいながらプチトマトを摘まもうとすると、再びひょいと手が延びてくる。
「ディランディ君ってちゃらそうな割にはそういう噂聞かないのよ、彼女もいないみたいだし」
「…ただの礼だろうに」
「女の勘だわ、だって手繋いでたじゃない!」
いつのまにか見ていたんだ。女の目線と言うのは恐ろしいと同性ながら刹那は感じた。
少なくとも興味はあるわと、真っ赤に熟したプチトマトを摘まんで力説するルイスを刹那は呆れた目で見つめた。
こういう話だとルイスは譲らない。昼休みが終わるまでマシンガンの如く話続けるのだ。
「あれ、でも刹那ってエーカー君と付き合ってるんじゃないの?」
苦笑いしながらルイスの暴走を見守っていた沙慈だったが、ふと思い付いたかのように呟き刹那は彼を無言で睨み付けた。
「…あいつとはそんな仲じゃないと何度言ったら…」
「ただの幼なじみ、なんでしょ?」
にっこりと何故かルイスに微笑まれ、「まあ、そうだが」と若干身体を引かせる。
ルイスは緑のへたをくるくると弄びつつも、刹那の顔をやたらくりくりとした瞳でじいーっと、服を品定めしているようにみつめてくるのだった。
「面白そうなことになりそうね」
「は?」
むふーっと、可愛らしいがおしゃまな小悪魔のように笑ってみせるルイスに、何故か刹那は嫌な予感を感じた。
彼女からプチトマトを奪還しようと試みるも、真っ赤なそれは可愛らしい唇に吸い込まれてしまう。
「だったらたまには違う男の子と遊んでみてもいいんじゃない?」
また勝手におかずをたべられた。
うらめしげにプチトマトが消えた口元をみつめていると、ルイスが悪戯っ子のように舌を出し、刹那の唇につんと指を当ててきた。
「そしたら多少は刹那も色気つくでしょ」
「は?色気?」
「エーカー君とだけ遊んでても駄目よ。刹那ももう女の子なんだから、ね」
あ、でも沙慈と二人きりで遊ぶのは禁止だからね!と話についていけず曖昧な笑みを浮かべていた彼氏に腕を絡ませるルイスに、刹那は小首をかしげた。
ディランディの話をしていたのに、何故グラハムの話になるのか、そしてなんの関連性があるのかわからない。
ルイスが何故こうも楽しそうな顔をしているのか、そして何故こうも首をつっこみたがるか仲がよくなった今でもわからなくなるときは多い。
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
ham_otomeza_12g☆yahoo.co.jp
管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
サイト FE覚醒ブログ(NL中心)
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