OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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アレ刹っぽい気がしないでもない。
せっちゃんはアレルヤには甘えると嬉しい。兄貴は少し甘えると調子に乗るし、ティエリアはつんつんなので。
アレルヤはもんもんしているといいよ!!(脳内妄想)
せっちゃんはアレルヤには甘えると嬉しい。兄貴は少し甘えると調子に乗るし、ティエリアはつんつんなので。
アレルヤはもんもんしているといいよ!!(脳内妄想)
無機質な白い扉に、『アレルヤ』とゴシック英字で書かれた白い猫型の札がかか
っている。
刹那は鉄製のドアノブに手を伸ばしかけたが、刹那はしばしためらった。
PM:9:35
―Iam...―
スメラギの元から帰ってきてから数時間後。
どこか気まずい空気は帰宅以降も変わらず、夕食時も終始無言であった。
刹那とティエリアが話さないのはよくあることだが、ロックオンもアレルヤも普
段みたいに無駄話(彼等的にはスキンシップらしい)をすることはなかった。
静かで食事に集中は出来るが、何故かあまり美味しく感じられない食卓。
食後、リビングでロックオンとティエリアが何か言い合っているのが聞こえたが
、なんとなく頭を落ち着ける時間が欲しくて今まで自室に閉じ籠っていたのだ。
身辺調査。
刹那は今までその手の任務についたことが無かったので、内心かなり戸惑ってい
る。
こういう調査は親密になればなるほど相手から情報を引き出せるようになる
、イコール、嫌でも任務の為ならグラハムを避けてはいけない、むしろ自分から
話しかけなければならない時もあるのだ。
この任務は、自分にしかできない。スメラギも刹那の能力に信頼してこの任務を
下したのだ。
しかし、掴みにくいあの男を相手に不慣れな任務を行うことができるのか・・・
グラハム・エーカーは刹那にとってもっとも扱い難い相手だ。
どんなに無視しても睨みつけてもはたいても、笑いながら毎日会いにくる。それもしつこいぐらい。
近寄
り難い性格と少年めいた容姿、一般とはかけはなれた生い立ちの中で色恋に全く
と言っていい程関わらなかった刹那にとって、どう対応していいかわからない上
に、あの男が自分につきまとう理由すらわからないというのに。
だが子供扱いされるのは嫌だ。
刹那にとっては初めての単独任務。ようやく一人
前扱いされ始めたのだ。いつまでもロックオンやティエリアに何かと言われたく
はない。
しかしいまだに決めかねている気持ちもあるので、ここは第三者の意見を聞きたい。
立ち尽くしているのも時間の無駄なので、意を決して扉をたたく。
硬質な感触と音の後に、すぐにかちゃりと扉が開いた。
「あれ?刹那?」
アレルヤの少し驚いた顔が現れる。しかしじっと見上げてくる刹那に何かを察し
たのか、「とりあえず入りなよ」と向かえてくれた。
ひとまずベッドに腰掛けさせると、アレルヤは刹那にホットミルクを手渡した。
「何かあったの?」
「・・・」
刹那は答えず、マグカップに小さく口をつけて熱かったのかちびちびとすすって
いた。
別に刹那が唐突に訪れるのは初めてのことではない。
誰かと喧嘩したり、何か悩んでいるとアレルヤの元に来るのが、いつからか習慣
となっていた。
今日は恐らく後者であろう。
無表情な刹那だが、毎日顔を合わせている内に微妙な顔の変化で読み取れるよう
になった。
いつもは意思の強い紅茶色の瞳が、どこか行き場をなくしたかのようにうつろっ
ている。
小さく華奢な背中を縮こめて、気恥ずかしいのかミルクを飲むのに集中している
為か中々口を開かないが、いつものことなので気長に待ってやる。
マグカップの中身が半分になった時、刹那はぽつりと言葉を溢した。
「保留中の任務のこと・・・どう思うか?」
やっぱり。
つぶらな紅茶色の瞳が、アレルヤを見つめてくる。
まっすぐだがどこか不安そう
なその瞳は、迷子になってしまった仔猫がすがるようで、可愛い。
(いけない、刹那は困ってるのに!)
その愛らしい表情に思わず頬を弛めてしまいそうになったが、刹那は至極真剣な
のだ。あまり笑うと機嫌を損ねてしまって、しばらく話しかけてくれなくなる。
アレルヤはゆっくり考え、慎重に言葉を選び、だが素直な意見を口にした。
「僕は・・・正直、反対だよ。ティエリアの言うとおり、刹那にはこういう人間
関係に関する任務は向いていないと思うんだ。刹那はまだ未成年だしね」
「お前まで子供扱いするのか・・・4歳しか違わないのに」
僅かに唇を尖らせる刹那に苦笑しつつも、けどね
、と言葉を続ける。
「刹那にとっては初めての単独任務なんでしょ?やりたい気持ちもわかるよ。僕
も初めて任せられた時嬉しかったから。ああ、これでやっと一人前だなって」
「・・・」
「スメラギさんの言う通り、結局は刹那の意思だから。今日一晩ゆっくり考えて
、ヴェーダに報告するといいよ。グラハムさんがどういう人かはよくわからない
けど、ある程度は覚悟が必要なことだからね。」
それと。そう付け加えながら、刹那の肩を此方に寄せた。少し骨ばった肩から、子供特有の温かい体
温が伝わる。
「引き受けるにしても、無茶は禁物だからね?あまり背伸びしないで、刹那は刹
那のペースでやっていけばいいから。」
特に男の人の家には行けないよ?そう言って刹那の頭をそっと撫でた。綿菓子の
ようにふわふわした髪が指に絡みつく。刹那はどこか不満そうだったが、目を閉
じてされるがままになっていた。
「・・・わかった。」
暫くの間を置いてのぶっきらぼうだが素直な返事にアレルヤは優しく微笑み、「ミルクついてるよ
」と口を拭ってやった。
お ま け
刹那が去った後、アレルヤは頭を抑えてベッドに倒れふしていた。
『ようアレルヤ、また襲えなかったのか?』
「は、ハレルヤ!そんなこと言わないでよ!大体まだ刹那は16・・・!」
『さっきと言ってること違うじゃねぇかお前。それにしてもあの態度・・・誘っ
てるしか思えねえぞ!』
「ちょ、ハレルヤっ!」
『「肉体関係ってなんだ」って聞かれたら教えてやるしかねぇじゃないか!実践
でよぉ!』
「じ、実践って・・・!そんなのダメだ!!」
『あん?本当はやりたいくせに何紳士ぶってんだアレルヤ?今度体渡せよ、代わ
りにやってやるから!!』
「やめてくれハレルヤ!」
『いーのかぁ?早くしねぇと刹那がグラハムとかいうどこの馬の骨だかわかんねえ男に食われちまうかもしれ
ないぜ?だったら早くものにしないと後悔するぞ!そうだろ?アレルヤ、アレル
ヤぁぁぁ!』
「やめてくれ!!!」
刹那は妹みたいなものなんだ!!そう叫んでいると、壁越しから「黙っていろ」という殺意のこもったティエリアの声が聞こえた。
「何故・・・何故なんだハレルヤ・・・これが、僕の本質だとでも言うのか・・
・そうだったら僕は・・・」
人でなしだぁぁぁ!
アレルヤの魂のシャウトが部屋に響き今度はドアを蹴破り不機嫌極まりない顔でティエリアが入ってきた瞬間、
クシュンッ
(・・・風邪・・・か?)
「おやグラハム風邪かい?うつさないでよ」
「いや、これはきっと刹那が私の噂をしているに違いない!」
何もしらない少女と、勘違い男がクシャミをしていた。
っている。
刹那は鉄製のドアノブに手を伸ばしかけたが、刹那はしばしためらった。
PM:9:35
―Iam...―
スメラギの元から帰ってきてから数時間後。
どこか気まずい空気は帰宅以降も変わらず、夕食時も終始無言であった。
刹那とティエリアが話さないのはよくあることだが、ロックオンもアレルヤも普
段みたいに無駄話(彼等的にはスキンシップらしい)をすることはなかった。
静かで食事に集中は出来るが、何故かあまり美味しく感じられない食卓。
食後、リビングでロックオンとティエリアが何か言い合っているのが聞こえたが
、なんとなく頭を落ち着ける時間が欲しくて今まで自室に閉じ籠っていたのだ。
身辺調査。
刹那は今までその手の任務についたことが無かったので、内心かなり戸惑ってい
る。
こういう調査は親密になればなるほど相手から情報を引き出せるようになる
、イコール、嫌でも任務の為ならグラハムを避けてはいけない、むしろ自分から
話しかけなければならない時もあるのだ。
この任務は、自分にしかできない。スメラギも刹那の能力に信頼してこの任務を
下したのだ。
しかし、掴みにくいあの男を相手に不慣れな任務を行うことができるのか・・・
グラハム・エーカーは刹那にとってもっとも扱い難い相手だ。
どんなに無視しても睨みつけてもはたいても、笑いながら毎日会いにくる。それもしつこいぐらい。
近寄
り難い性格と少年めいた容姿、一般とはかけはなれた生い立ちの中で色恋に全く
と言っていい程関わらなかった刹那にとって、どう対応していいかわからない上
に、あの男が自分につきまとう理由すらわからないというのに。
だが子供扱いされるのは嫌だ。
刹那にとっては初めての単独任務。ようやく一人
前扱いされ始めたのだ。いつまでもロックオンやティエリアに何かと言われたく
はない。
しかしいまだに決めかねている気持ちもあるので、ここは第三者の意見を聞きたい。
立ち尽くしているのも時間の無駄なので、意を決して扉をたたく。
硬質な感触と音の後に、すぐにかちゃりと扉が開いた。
「あれ?刹那?」
アレルヤの少し驚いた顔が現れる。しかしじっと見上げてくる刹那に何かを察し
たのか、「とりあえず入りなよ」と向かえてくれた。
ひとまずベッドに腰掛けさせると、アレルヤは刹那にホットミルクを手渡した。
「何かあったの?」
「・・・」
刹那は答えず、マグカップに小さく口をつけて熱かったのかちびちびとすすって
いた。
別に刹那が唐突に訪れるのは初めてのことではない。
誰かと喧嘩したり、何か悩んでいるとアレルヤの元に来るのが、いつからか習慣
となっていた。
今日は恐らく後者であろう。
無表情な刹那だが、毎日顔を合わせている内に微妙な顔の変化で読み取れるよう
になった。
いつもは意思の強い紅茶色の瞳が、どこか行き場をなくしたかのようにうつろっ
ている。
小さく華奢な背中を縮こめて、気恥ずかしいのかミルクを飲むのに集中している
為か中々口を開かないが、いつものことなので気長に待ってやる。
マグカップの中身が半分になった時、刹那はぽつりと言葉を溢した。
「保留中の任務のこと・・・どう思うか?」
やっぱり。
つぶらな紅茶色の瞳が、アレルヤを見つめてくる。
まっすぐだがどこか不安そう
なその瞳は、迷子になってしまった仔猫がすがるようで、可愛い。
(いけない、刹那は困ってるのに!)
その愛らしい表情に思わず頬を弛めてしまいそうになったが、刹那は至極真剣な
のだ。あまり笑うと機嫌を損ねてしまって、しばらく話しかけてくれなくなる。
アレルヤはゆっくり考え、慎重に言葉を選び、だが素直な意見を口にした。
「僕は・・・正直、反対だよ。ティエリアの言うとおり、刹那にはこういう人間
関係に関する任務は向いていないと思うんだ。刹那はまだ未成年だしね」
「お前まで子供扱いするのか・・・4歳しか違わないのに」
僅かに唇を尖らせる刹那に苦笑しつつも、けどね
、と言葉を続ける。
「刹那にとっては初めての単独任務なんでしょ?やりたい気持ちもわかるよ。僕
も初めて任せられた時嬉しかったから。ああ、これでやっと一人前だなって」
「・・・」
「スメラギさんの言う通り、結局は刹那の意思だから。今日一晩ゆっくり考えて
、ヴェーダに報告するといいよ。グラハムさんがどういう人かはよくわからない
けど、ある程度は覚悟が必要なことだからね。」
それと。そう付け加えながら、刹那の肩を此方に寄せた。少し骨ばった肩から、子供特有の温かい体
温が伝わる。
「引き受けるにしても、無茶は禁物だからね?あまり背伸びしないで、刹那は刹
那のペースでやっていけばいいから。」
特に男の人の家には行けないよ?そう言って刹那の頭をそっと撫でた。綿菓子の
ようにふわふわした髪が指に絡みつく。刹那はどこか不満そうだったが、目を閉
じてされるがままになっていた。
「・・・わかった。」
暫くの間を置いてのぶっきらぼうだが素直な返事にアレルヤは優しく微笑み、「ミルクついてるよ
」と口を拭ってやった。
お ま け
刹那が去った後、アレルヤは頭を抑えてベッドに倒れふしていた。
『ようアレルヤ、また襲えなかったのか?』
「は、ハレルヤ!そんなこと言わないでよ!大体まだ刹那は16・・・!」
『さっきと言ってること違うじゃねぇかお前。それにしてもあの態度・・・誘っ
てるしか思えねえぞ!』
「ちょ、ハレルヤっ!」
『「肉体関係ってなんだ」って聞かれたら教えてやるしかねぇじゃないか!実践
でよぉ!』
「じ、実践って・・・!そんなのダメだ!!」
『あん?本当はやりたいくせに何紳士ぶってんだアレルヤ?今度体渡せよ、代わ
りにやってやるから!!』
「やめてくれハレルヤ!」
『いーのかぁ?早くしねぇと刹那がグラハムとかいうどこの馬の骨だかわかんねえ男に食われちまうかもしれ
ないぜ?だったら早くものにしないと後悔するぞ!そうだろ?アレルヤ、アレル
ヤぁぁぁ!』
「やめてくれ!!!」
刹那は妹みたいなものなんだ!!そう叫んでいると、壁越しから「黙っていろ」という殺意のこもったティエリアの声が聞こえた。
「何故・・・何故なんだハレルヤ・・・これが、僕の本質だとでも言うのか・・
・そうだったら僕は・・・」
人でなしだぁぁぁ!
アレルヤの魂のシャウトが部屋に響き今度はドアを蹴破り不機嫌極まりない顔でティエリアが入ってきた瞬間、
クシュンッ
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「おやグラハム風邪かい?うつさないでよ」
「いや、これはきっと刹那が私の噂をしているに違いない!」
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
ham_otomeza_12g☆yahoo.co.jp
管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
サイト FE覚醒ブログ(NL中心)
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
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管理人:流離
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