OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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皆様新年あけましておめでとうございます!
今年が皆様にとってよいお年になりますよう・・・。
年賀絵は間に合わなかったのでブシ刹♀。新年早々R18ですごめんなさい。
一日からこんな感じですが今年も非晶質。をよろしくお願いします!
続きから刹那inアロウズのブシ刹。なんかぬるいです。
R18なので18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください
今年が皆様にとってよいお年になりますよう・・・。
年賀絵は間に合わなかったのでブシ刹♀。新年早々R18ですごめんなさい。
一日からこんな感じですが今年も非晶質。をよろしくお願いします!
続きから刹那inアロウズのブシ刹。なんかぬるいです。
R18なので18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください
するり、と素肌に何かが這っていく。
触れるか触れないかの軽いタッチは心地よくてくすぐったく、そして何故かひんやりと冷たくて毛布を求めて手を僅かに探らせた。
だが布をつかんでも暖まるどころかどんどん冷気が肌に侵入してくる。
「っ・・・?」
さらに何か細かいものが素肌に辺り、くすぐったくて刹那はゆるゆると意識を覚醒させた。
「やあおはよう眠り姫」
潤み歪む視界に見える鮮やかな翠、まばゆい金、そして漆黒。
丁度上司が、小降りながらも辛うじて丘になっている自分の胸の奥にいた。
何故こんなことになっている。
先程まで微睡みの波にゆっくりと揺られ、思考がまともに働かないが刹那は精一杯考えた。
今日は12月31日。
所謂年の瀬ではあるがいつ強襲してくるかわからないCBに備え、アロウズに所属する刹那は基地で仮眠をとっていた。
各国のエースが集うだけあり、無骨なデザインではあるが短い時間でも熟睡できるようベッドは寝心地がよく、この所急な召集が多かった為に刹那もまた制服を来たまま体を埋めていたのだ。
それが今。
仮面をつけた男が上半身裸の自分に跨がっているのだから混乱してもしかたがない。
「…ミスターブシドー、何をしているのですか」
「君にその名を呼ばれるのは不快だ」
「お似合いですよ」
そう冷たくあしらい上に跨がる男をのけようとするが、その前に素早く手が這わされる。
ズボンもまたいつの間にか脱がされ、太ももをするりと撫で上げられびくりと肌を震わせた。
「っ…!ミスター、ふざけるのは大概にっ」
「お仕置きだよ」
「ぁ、っ…!」
かと思えば空いた右手が胸を包み込み、ぎゅっと力強く揉みほぐされる。
「その名で呼ばれるのを私が好かぬと知っているだろう」
「っ、だからって、仮眠中に襲うのは」
「私はよしとしない」
「ぁ、…やめ、ろ…!」
大体ドアロックをかけていたのにどうやって入って来たんだ。
目の前で自分の乳に愛撫を施す男を睨み付けつつも、そういえばライセンスという厄介なものを持っていたことに気づく。だからとはいえ、仮眠をとる部下の部屋に押し入り襲うことに使うのは如何なものと思うが。
ガンダムを落とした英雄とはいえライセンスを発行した者は人格を考慮しなかったのか。
「何を考えてる」
「ぃっ!!」
じゅっとリップ音を立て男は肌に吸い付いてきた。
きっと痕が残る。
谷間にチリッとした痛みが走り、痛みに顔をしかめるとぬるりとしたものが頂きを這う。
その間に太ももを撫で上げていた手は下着にまで上がり、指先にぐっと力がこめられる。
「私もたまっているのだよ」
君だってそうだろう?
情欲のこもった声が耳をくすぐり、刹那は何もされていないのにぞくりと背を震わす。
応えるように下着越しから湿り気が伝わり、仮面の男はにやりと笑みを浮かべた。
戦力は大したことないのに数は多いカタロン、そしてどこからともなく現れるCB。
必然的にアロウズの出撃回数は多くなり、戦闘ばかりで体に日に日に火照って仕方がなくなっている。
男もまた同じらしく、服越しからもわかる猛りを押し付けられ、刹那は顔を赤くした。
4年前からそうだった。
この男はいつだって合意を聞かない。気づいたら、刹那もまた高められているのだ。
体は休息を求めているはずなのに。
「可愛いげがない」
だが頑なまでに体に熱が籠る事実を否定しようと目を反らす刹那に、男は下着越しからなぞるだけの緩慢な刺激をゆっくりと与えた。
尖りを口に含んですったり、軽く噛んだり水音をたて執拗に舐めればもどかしい刺激に彼女は腰を揺らし喘いだ。
「ぁっ…く…」
快楽への期待にどうしようもなく熱くなる体。しかし決定的な愛撫は行われず次第に物足りなくなり、足をもじもじとすり合わせている自分が浅ましい。
ひやりと当たる仮面と熱い口内、そして上からなぞる指に耐えきれず刹那は小さく喘いだ。
耐えきれない。
自分で下着を脱ごうとそれまでベッドに投げ出されたままの手を動かそうとすると、「相変わらず強情だ」と喉で男に笑われた。
「意地でも欲しいと言わないつもりか」
「…ひっ」
刹那の手が届く前に男の手が動き、下着を奪い取る。
途端敏感なそこに感じたひんやりとした外気に、刹那は悲鳴を上げた。
「ぁっ、ふ、やぁ…」
太ももに伝った雫をざらざらとした舌で舐めとられる。
つぅっと舌から掬うように這ったそれは熱を帯びた中心に到達すると、それまでの緩慢な刺激とはうってかわりいきなり舌を押し込んできた。
熱い蜜口を舐められ、吸われ、さらに指は花芽を荒々しく弄び、刹那はひたすら口を抑え耐える。
入り口に時折当たる彼の金属製の仮面が冷たく、その度に腰が跳ねてしまった。
「おや、少しついてしまったな」
「やっ、みせるなぁ…」
邪魔であることに気づいたのか、男が仮面を外しついてしまった雫を刹那に見せびらかす。
羞恥。
自分の分泌物であることを否定したくて首を振る。
しかし男は獰猛に輝く翠の瞳をゆらりと愉快そうに歪め、冷たいそれを押し付けてきた。
「汚れてしまったではないか…綺麗にしておくれ」
ぐりぐりと当たる角張ったそれ。
冗談じゃない!と刹那は抗議するも、入り口に当てられた熱さに身を竦めた。
「でないと、これはあげられないな」
「え、いやっ…」
ひくひく、と入り口が期待に収縮した。
さらに焦らすように男は熱い塊を花弁に擦り付け、ノックするように入り口を入るか入らないかでつついた。
目前に欲しい快楽があるというのに。
体が欲しいと、再びこぽりと蜜を溢す。
「あっ…もっ」
刹那はプライド高い。
しかし目先の快楽に抗えず、体を震わせながら男に濡れた視線を向けた。
男は悶える刹那を愉快そうに熱は籠っているが冷たい視線でこちらを見返すのみ。煽るように先程より強く擦り付けられ、甲高い声で刹那は鳴いた。
ついに理性が負け、刹那はそっと舌を出した。
黒い仮面に飛び散る透明な液体。
それは水ではなく自分からでたもの、と考えるだけで屈辱が体を支配するも、すぐに与えられた微妙な刺激に急かされてしまう。
悔しい。
でも、早く欲しい。
その思いで体が満たされ、刹那は子猫のように冷たい金属に舌を這わせ続けた。
「ん、もぅ…グラハムッ」
大方拭い取れたのを確認し、刹那は耐えきれず入り口でとどまり続ける彼自身を入れようと腰を振る。
その瞬間、男はようやくケロイドに覆われた瞳を優しく歪め、甘い甘いテノールで耳元に囁きかけた。
「よく出来たな」
「っゃ、ひあああっっ!!」
待ちわびていた質量。
力強く叩きつけられた剛直に、刹那は背中をのけ反らせて歓喜の声を上げた。
やわやわと花弁は包み込むように収縮し、刹那が意図せずとも絡み付いて放さない。
グラハムもまた刹那の弾力のある尻肉を掴み、より快楽を得ようと上下に動かした。
卑猥な水音と肌がぶつかる乾いた音、そして二人分の体重に耐えきれず軋むベッド。
(おなじ…だ…)
刹那の肩に顔を押し付け、自身が解放されぬよう我慢するグラハムの横顔。
それはユニオンにいた時から同じ、あどけなさを残していて。
その事実に何故か安心し、刹那は吐息を漏らす。
「刹那」
「あ、なに…ぁんっ」
「名を、よんでくれ…」
叩きつけられる剛直、しかしその荒々しさとうって変わって甘えるような、迷子の子供が母を呼ぶときのような不安に満ちたテノール。
上下に揺れ、快楽に酔いまともに思考出来なかった刹那だったが、彼の声を聞き胸を押し付けるようにして彼の首に腕を絡めた。
「グラ、ハムッ」
「も、う一度」
「グラハムッ」
「…刹那ッ」
何故か痛切な声。
グラハムの顔を見ようとしたがその瞬間最奥を穿たれ、制御できない痺れが腰から全身に回る。
「グラッ…あああああッ!!」
「っ…」
ぎゅうぎゅうと猛りを狂わんばかりに締め付け、グラハムもまた顔をしかめ果てる。
とさり、と二人でベッドに倒れ込んだ。
繋がったままの中で、グラハムが爆ぜる。
じんわりとする熱が広がり、刹那は持っていたままの仮面を取り落とした。
仮面は床に落ち、かしゃんと音を立て沈黙する。
その瞬間、部屋にアラームがなった。
「・・・繋がったまま、年越しか・・・」
刹那の胸に顔をうずめたまま、なにがおかしいのかグラハムはくつくつと喉で笑った。
「・・・最低だな」
「日本には姫初めと言う言葉があってだな」
「黙れ日本かぶれ」
何処となく満足げに笑い頭に胸を気持ちよさそうにこすりつける彼に対し、冷たい視線を送る。
最悪な年越しだ。
こいつとひとつになったまま新年を迎えるなんて。
「いい加減離れろ変態」
「拒否する。しばらくこのままがいい」
「グラハム」
「・・・いいや違う、私は」
片方のつないだままの手を、ぎゅっと握りしめてきた。
子供が親から離れないようにするみたく。
アロウズになり、彼の名がグラハム・エーカーからミスターブシドーに成り代わり始めた頃から、彼はこうして刹那を抱く。
時に酷く、時に壊れ物を扱うように優しく、しかし最後には不安に目を揺らし、こうしてすがってくるのだ。
自分の存在が不安定なのか、こうして刹那で埋め合わせようとしてくる。
4年前は、決してこんな姿を見せなかったのに。いつも空を見据え、性能差があるガンダムを子供のような目で追い求めていた彼とは違う。
しかし、現在の戦場で幽鬼のごとくガンダムを追い求めるミスターブシドーとも違う表情。
刹那を抱いているのはアロウズでさえ特別視され畏怖されている存在ではなく、ただのグラハムという人間だった。
「グラハム、お前はいつまでたってもグラハムだ」
母親が子をいつくしむように、柔らかな金髪を掻き抱く。
「俺の上司の、グラハム・エーカー。ガンダム馬鹿の変態。それだけだ」
すがりつく彼をなだめるよう、むき出しの肌に手を置き優しく、心拍のリズムのように叩く。
「来年もまた、刹那と繋がっていたいものだ・・・」
そうつぶやくとグラハムは刹那の胸に顔を寄せ、静かに瞼を閉じる。
きっと起きれば戦場だ。刹那との繋がりもたたれ、復讐と執着心に身を焦がす阿修羅となりガンダムに牙を向ける。
だが今は、人間でいさせて欲しい。
ガンダムを倒すためなら、全てを捨て去る。
その覚悟から顔に醜い傷を残し、名を変えてもついてきてくれた彼女だけは、捨て去れなかった。
「断る」
そうもいいつつも彼女は穏やかな顔を浮かべグラハムを慈しんでくれる。
神よ、一時の安寧を、私に。
真っ先に捨て去ってもいいと思ったそれだけど、今日くらいは。
グラハムは心音と熱に満たされていく自分を自嘲するようにそっと笑むと、そのまま愛するものの胸で寝てしまおうと意識を眠りの淵に向けた。
自分がブシドーなのかハムなのかわからなくなって情緒不安定なハムと刹那の話。
いや、ブシドーになりきれないハムもいいかな、と思っただけです。こんなにシリアスになるとは思わなかった・・・!
そして年越しでつなぎっぱは某チャットのネタからこっそり頂きました。
新年早々こんな感じで今年も駄目な感じになりそうです。神様ごめんなさい・・・
一年の計台無し。
触れるか触れないかの軽いタッチは心地よくてくすぐったく、そして何故かひんやりと冷たくて毛布を求めて手を僅かに探らせた。
だが布をつかんでも暖まるどころかどんどん冷気が肌に侵入してくる。
「っ・・・?」
さらに何か細かいものが素肌に辺り、くすぐったくて刹那はゆるゆると意識を覚醒させた。
「やあおはよう眠り姫」
潤み歪む視界に見える鮮やかな翠、まばゆい金、そして漆黒。
丁度上司が、小降りながらも辛うじて丘になっている自分の胸の奥にいた。
何故こんなことになっている。
先程まで微睡みの波にゆっくりと揺られ、思考がまともに働かないが刹那は精一杯考えた。
今日は12月31日。
所謂年の瀬ではあるがいつ強襲してくるかわからないCBに備え、アロウズに所属する刹那は基地で仮眠をとっていた。
各国のエースが集うだけあり、無骨なデザインではあるが短い時間でも熟睡できるようベッドは寝心地がよく、この所急な召集が多かった為に刹那もまた制服を来たまま体を埋めていたのだ。
それが今。
仮面をつけた男が上半身裸の自分に跨がっているのだから混乱してもしかたがない。
「…ミスターブシドー、何をしているのですか」
「君にその名を呼ばれるのは不快だ」
「お似合いですよ」
そう冷たくあしらい上に跨がる男をのけようとするが、その前に素早く手が這わされる。
ズボンもまたいつの間にか脱がされ、太ももをするりと撫で上げられびくりと肌を震わせた。
「っ…!ミスター、ふざけるのは大概にっ」
「お仕置きだよ」
「ぁ、っ…!」
かと思えば空いた右手が胸を包み込み、ぎゅっと力強く揉みほぐされる。
「その名で呼ばれるのを私が好かぬと知っているだろう」
「っ、だからって、仮眠中に襲うのは」
「私はよしとしない」
「ぁ、…やめ、ろ…!」
大体ドアロックをかけていたのにどうやって入って来たんだ。
目の前で自分の乳に愛撫を施す男を睨み付けつつも、そういえばライセンスという厄介なものを持っていたことに気づく。だからとはいえ、仮眠をとる部下の部屋に押し入り襲うことに使うのは如何なものと思うが。
ガンダムを落とした英雄とはいえライセンスを発行した者は人格を考慮しなかったのか。
「何を考えてる」
「ぃっ!!」
じゅっとリップ音を立て男は肌に吸い付いてきた。
きっと痕が残る。
谷間にチリッとした痛みが走り、痛みに顔をしかめるとぬるりとしたものが頂きを這う。
その間に太ももを撫で上げていた手は下着にまで上がり、指先にぐっと力がこめられる。
「私もたまっているのだよ」
君だってそうだろう?
情欲のこもった声が耳をくすぐり、刹那は何もされていないのにぞくりと背を震わす。
応えるように下着越しから湿り気が伝わり、仮面の男はにやりと笑みを浮かべた。
戦力は大したことないのに数は多いカタロン、そしてどこからともなく現れるCB。
必然的にアロウズの出撃回数は多くなり、戦闘ばかりで体に日に日に火照って仕方がなくなっている。
男もまた同じらしく、服越しからもわかる猛りを押し付けられ、刹那は顔を赤くした。
4年前からそうだった。
この男はいつだって合意を聞かない。気づいたら、刹那もまた高められているのだ。
体は休息を求めているはずなのに。
「可愛いげがない」
だが頑なまでに体に熱が籠る事実を否定しようと目を反らす刹那に、男は下着越しからなぞるだけの緩慢な刺激をゆっくりと与えた。
尖りを口に含んですったり、軽く噛んだり水音をたて執拗に舐めればもどかしい刺激に彼女は腰を揺らし喘いだ。
「ぁっ…く…」
快楽への期待にどうしようもなく熱くなる体。しかし決定的な愛撫は行われず次第に物足りなくなり、足をもじもじとすり合わせている自分が浅ましい。
ひやりと当たる仮面と熱い口内、そして上からなぞる指に耐えきれず刹那は小さく喘いだ。
耐えきれない。
自分で下着を脱ごうとそれまでベッドに投げ出されたままの手を動かそうとすると、「相変わらず強情だ」と喉で男に笑われた。
「意地でも欲しいと言わないつもりか」
「…ひっ」
刹那の手が届く前に男の手が動き、下着を奪い取る。
途端敏感なそこに感じたひんやりとした外気に、刹那は悲鳴を上げた。
「ぁっ、ふ、やぁ…」
太ももに伝った雫をざらざらとした舌で舐めとられる。
つぅっと舌から掬うように這ったそれは熱を帯びた中心に到達すると、それまでの緩慢な刺激とはうってかわりいきなり舌を押し込んできた。
熱い蜜口を舐められ、吸われ、さらに指は花芽を荒々しく弄び、刹那はひたすら口を抑え耐える。
入り口に時折当たる彼の金属製の仮面が冷たく、その度に腰が跳ねてしまった。
「おや、少しついてしまったな」
「やっ、みせるなぁ…」
邪魔であることに気づいたのか、男が仮面を外しついてしまった雫を刹那に見せびらかす。
羞恥。
自分の分泌物であることを否定したくて首を振る。
しかし男は獰猛に輝く翠の瞳をゆらりと愉快そうに歪め、冷たいそれを押し付けてきた。
「汚れてしまったではないか…綺麗にしておくれ」
ぐりぐりと当たる角張ったそれ。
冗談じゃない!と刹那は抗議するも、入り口に当てられた熱さに身を竦めた。
「でないと、これはあげられないな」
「え、いやっ…」
ひくひく、と入り口が期待に収縮した。
さらに焦らすように男は熱い塊を花弁に擦り付け、ノックするように入り口を入るか入らないかでつついた。
目前に欲しい快楽があるというのに。
体が欲しいと、再びこぽりと蜜を溢す。
「あっ…もっ」
刹那はプライド高い。
しかし目先の快楽に抗えず、体を震わせながら男に濡れた視線を向けた。
男は悶える刹那を愉快そうに熱は籠っているが冷たい視線でこちらを見返すのみ。煽るように先程より強く擦り付けられ、甲高い声で刹那は鳴いた。
ついに理性が負け、刹那はそっと舌を出した。
黒い仮面に飛び散る透明な液体。
それは水ではなく自分からでたもの、と考えるだけで屈辱が体を支配するも、すぐに与えられた微妙な刺激に急かされてしまう。
悔しい。
でも、早く欲しい。
その思いで体が満たされ、刹那は子猫のように冷たい金属に舌を這わせ続けた。
「ん、もぅ…グラハムッ」
大方拭い取れたのを確認し、刹那は耐えきれず入り口でとどまり続ける彼自身を入れようと腰を振る。
その瞬間、男はようやくケロイドに覆われた瞳を優しく歪め、甘い甘いテノールで耳元に囁きかけた。
「よく出来たな」
「っゃ、ひあああっっ!!」
待ちわびていた質量。
力強く叩きつけられた剛直に、刹那は背中をのけ反らせて歓喜の声を上げた。
やわやわと花弁は包み込むように収縮し、刹那が意図せずとも絡み付いて放さない。
グラハムもまた刹那の弾力のある尻肉を掴み、より快楽を得ようと上下に動かした。
卑猥な水音と肌がぶつかる乾いた音、そして二人分の体重に耐えきれず軋むベッド。
(おなじ…だ…)
刹那の肩に顔を押し付け、自身が解放されぬよう我慢するグラハムの横顔。
それはユニオンにいた時から同じ、あどけなさを残していて。
その事実に何故か安心し、刹那は吐息を漏らす。
「刹那」
「あ、なに…ぁんっ」
「名を、よんでくれ…」
叩きつけられる剛直、しかしその荒々しさとうって変わって甘えるような、迷子の子供が母を呼ぶときのような不安に満ちたテノール。
上下に揺れ、快楽に酔いまともに思考出来なかった刹那だったが、彼の声を聞き胸を押し付けるようにして彼の首に腕を絡めた。
「グラ、ハムッ」
「も、う一度」
「グラハムッ」
「…刹那ッ」
何故か痛切な声。
グラハムの顔を見ようとしたがその瞬間最奥を穿たれ、制御できない痺れが腰から全身に回る。
「グラッ…あああああッ!!」
「っ…」
ぎゅうぎゅうと猛りを狂わんばかりに締め付け、グラハムもまた顔をしかめ果てる。
とさり、と二人でベッドに倒れ込んだ。
繋がったままの中で、グラハムが爆ぜる。
じんわりとする熱が広がり、刹那は持っていたままの仮面を取り落とした。
仮面は床に落ち、かしゃんと音を立て沈黙する。
その瞬間、部屋にアラームがなった。
「・・・繋がったまま、年越しか・・・」
刹那の胸に顔をうずめたまま、なにがおかしいのかグラハムはくつくつと喉で笑った。
「・・・最低だな」
「日本には姫初めと言う言葉があってだな」
「黙れ日本かぶれ」
何処となく満足げに笑い頭に胸を気持ちよさそうにこすりつける彼に対し、冷たい視線を送る。
最悪な年越しだ。
こいつとひとつになったまま新年を迎えるなんて。
「いい加減離れろ変態」
「拒否する。しばらくこのままがいい」
「グラハム」
「・・・いいや違う、私は」
片方のつないだままの手を、ぎゅっと握りしめてきた。
子供が親から離れないようにするみたく。
アロウズになり、彼の名がグラハム・エーカーからミスターブシドーに成り代わり始めた頃から、彼はこうして刹那を抱く。
時に酷く、時に壊れ物を扱うように優しく、しかし最後には不安に目を揺らし、こうしてすがってくるのだ。
自分の存在が不安定なのか、こうして刹那で埋め合わせようとしてくる。
4年前は、決してこんな姿を見せなかったのに。いつも空を見据え、性能差があるガンダムを子供のような目で追い求めていた彼とは違う。
しかし、現在の戦場で幽鬼のごとくガンダムを追い求めるミスターブシドーとも違う表情。
刹那を抱いているのはアロウズでさえ特別視され畏怖されている存在ではなく、ただのグラハムという人間だった。
「グラハム、お前はいつまでたってもグラハムだ」
母親が子をいつくしむように、柔らかな金髪を掻き抱く。
「俺の上司の、グラハム・エーカー。ガンダム馬鹿の変態。それだけだ」
すがりつく彼をなだめるよう、むき出しの肌に手を置き優しく、心拍のリズムのように叩く。
「来年もまた、刹那と繋がっていたいものだ・・・」
そうつぶやくとグラハムは刹那の胸に顔を寄せ、静かに瞼を閉じる。
きっと起きれば戦場だ。刹那との繋がりもたたれ、復讐と執着心に身を焦がす阿修羅となりガンダムに牙を向ける。
だが今は、人間でいさせて欲しい。
ガンダムを倒すためなら、全てを捨て去る。
その覚悟から顔に醜い傷を残し、名を変えてもついてきてくれた彼女だけは、捨て去れなかった。
「断る」
そうもいいつつも彼女は穏やかな顔を浮かべグラハムを慈しんでくれる。
神よ、一時の安寧を、私に。
真っ先に捨て去ってもいいと思ったそれだけど、今日くらいは。
グラハムは心音と熱に満たされていく自分を自嘲するようにそっと笑むと、そのまま愛するものの胸で寝てしまおうと意識を眠りの淵に向けた。
自分がブシドーなのかハムなのかわからなくなって情緒不安定なハムと刹那の話。
いや、ブシドーになりきれないハムもいいかな、と思っただけです。こんなにシリアスになるとは思わなかった・・・!
そして年越しでつなぎっぱは某チャットのネタからこっそり頂きました。
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
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管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
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