OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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原稿脱稿しました!いい忘れてましたが(汗)
二週間ぶりにゆっくり休めてすっきりです。でも13時間寝るってどういうことだ・・・
お待たせしました!ミセリコルデ続きです。
ですが。
ハムが超ヤンデレです。
かつてないほど病みました。ハム好きの方は本当に閲覧をご遠慮ください・・・。私はハム好きです、信じてください(え)
次からR指定はいりそうです・・・やっぱりパス制にしようかな・・・いや、たいしたえにょは書けませんがハム捏造が酷すぎる。
前半はカタギリ回想、後半は刹那視点です。
二週間ぶりにゆっくり休めてすっきりです。でも13時間寝るってどういうことだ・・・
お待たせしました!ミセリコルデ続きです。
ですが。
ハムが超ヤンデレです。
かつてないほど病みました。ハム好きの方は本当に閲覧をご遠慮ください・・・。私はハム好きです、信じてください(え)
次からR指定はいりそうです・・・やっぱりパス制にしようかな・・・いや、たいしたえにょは書けませんがハム捏造が酷すぎる。
前半はカタギリ回想、後半は刹那視点です。
「カタギリ、頼みがある」
深夜。二人で車に乗っていた時、それまで他愛のない会話をしていたグラハムが唐突に切り出した。
「どうしたんだい?君にしては思い詰めて」
「ああ…そうだな」
前を見据えながらからかうように笑えば、グラハムはいつものように笑った。笑ってみせたが、サイドミラーにちらりとうつった翠は猛禽類のように鋭く光っていて、運転していたカタギリは気づかない。
「天使を、射落としたいんだ」
そう恍惚と呟くグラハムの異変に、どうして気づけなかったのか。
薄く歪んだ唇から次々と紡ぎ出される言葉に、カタギリは思わずブレーキを踏んだ。
人通りのない暗い路地に、嫌な音を立てて車は止まる。
「…正気かい?君は」
「至って正気だよ」
昔から一度思い込むとどこまでも追い求めようとする男だった。だが持ち前の正義感と好奇心からきているもので、カタギリも特に咎めることもなく彼を自由にさせていたのだ。時にそれが暴走しがちでも、得られる戦果は常に上々で、その実力と結果により周囲も彼の行動を黙認していたのだ。
だが、今回は違う。
世界を震撼させる機体を追う、世界警察を名乗る軍人の本分から外れているのだ。
背中に嫌な汗が流れた。悪質な冗談だと信じたいが、嘘を言う性格ではないことは誰よりも知っている。
「グラハム、流石にそれは…」
平静を装いながらも忠告しようとしたが、突き付けられる冷たい感触にカタギリは硬直した。
「私は本気だよ」
にっこりと微笑むグラハムの手には、窓から差し込む街灯の光にに鈍く輝く拳銃だった。それは的確にカタギリのこめかみに押し付けられ、いつでも撃てるようにと引き金を押さえている。
「これにはサイレンサーがついててね。数少ない親友を失いたくはないのだが…」
カタギリは瞬時に悟った。珍しくグラハムの私用の車で帰ろうと言い出したのも、盗聴されない為だったのだ。万が一自分を殺した後山にでもそのまま打ち捨て
るつもりだからだろう。
「本気、なのか…君は」
緊張でカラカラに渇いた喉が、掠れた声を紡ぎ出す。
それに対しグラハムはコメカミにごりっと銃を押し付けることで答える。
「協力してくれるよな、カタギリ?」
酷く愉快そうに細められた煉獄の炎のような翠は、カタギリを映していない。恐らく彼の言うガンダムのパイロットに向けられていたのだろう。
ごくりと固唾を飲む。
カタギリの選択は、一つしかなかった。
それがまだ見ぬ哀れな彼女と、狂気を孕んだ友にとって幸せな 結末をもたらすかはわからなかったが。
冴えた青白い光が、少女を冷たく照らしている。
瞼に射された光を眩しく思い、刹那は意識をゆるゆると浮上させた。
「…?」
見慣れない天井。トレミーのものとも、東京の自室とも違う。
周囲を見回すと、小洒落てはいるが家具の少ない部屋と、壁一面をガラスに置き換えたようなガラス窓が、満月の光を存分に差し込んでいた。
ここは…?
まどろんでいた頭が最新の記憶を思い返そうとし、硬直した。
ベッドから飛び降りようとし、何かがジャラリと床に落ちる音がし、足首にヒヤリとした違和感を感じる。
「なに、これ…」
左足に、銀色に輝く金属がつけられていた。所謂手錠と呼ばれるそれには太い鎖がつけられており、ベッドの支柱にくくりつけられていた。
「くそっ」
試しに引っ張ってみるがベッドは壁に連結されているようで、びくりともしない。ただ金属が耳障りな音を立て、細い足首を擦らせるだけだった。
暫く混乱して鎖を引っ張っていたが、ふと疑問に思い動きを止める。
あの時恐らく刹那はグラハムに撃墜された。だが滷獲されたのなら刹那は軍施設にいるはずで、どう見てもここは殺風景なホテルかマンションの一室にしか見えない。捕虜にこんな好待遇を与える程ユニオンは人道的ではないだろう。
だが万が一CBに助けられたとしても、ガンダムマイスターたる刹那が鎖に繋ぎ止められる必要性はない。こんな悪趣味なエージェントはいないはずだ。
よく見れば刹那は簡素だが上品な白いワンピースを身に纏っており、護身用の銃も通信端末も携帯していなかった。
ここは、何処だ?
見覚えのない場所に刹那は繋ぎ止められている。その事実に起き抜けの頭は冷えきり、混乱する。
エクシアはどうなった?
戦闘は?デュナメスは?
そして、グラハム・エーカーは…?
無駄に大きなキングサイズのベッドに座り込み、答えの見つからない疑問を繰り返していたせいか、刹那は背後から近づいてくる気配にギリギリまで気づけなかった。
「ようやくお目覚めかい?眠り姫」
聞きなれた甘いテノール。
雷光のように振り向けば、端正だが子供のような笑みを浮かべる男…グラハム・エーカーが立っていた。
「グラハム・エーカー!」
体に刻み付けられた屈辱とエクシアと自らの誇りを傷つけられた怒りで、刹那は射殺さんばかりに目の前の男を睨み付けた。
だがその苛烈な視線すらグラハムには愉悦のようで、一歩ずつ手を広げながら近づいてくる。
「ようやく、ようやく君を手に入れられた…」
「ふざけるなっ…此処は何処だっ!」
「相変わらずつれないな、だが君らしくていい」
全身を逆立て警戒するような刹那に近付き、その頬に触れようとする。
「ああ、痩せてしまって…哀れな」
「来るなっ…」
ギシリとベッドにのり上げ、怒りに震える刹那を優しく抱き締めようとするグラハムに刹那は自由な右足で蹴りを入れた。
容赦せずに放ったそれはグラハムの脇腹に入り、苦しそうに呻き声をあげベッドにうずくまった。
その隙に刹那はベッドを飛び降り、彼の腕から逃げようとする。
だがその前に鎖が引っ張られ、刹那はバランスを失い派手に転んだ。
冷たいリノリウムに激しく頬を打ち付けられる。
「あぐっ…」
「全く、姫は姫でもとんだじゃじゃ馬姫だ。3日も寝てたとは思えない。」
脇腹を押さえながらも、グラハムはベッドの支柱から伸びる鎖を握っていた。そしてそのままジャラリと引っ張り、倒れた刹那の体をずるずると引き寄せる。
「だが君はもう逃げられない」
「何を戯言をっ…」
ベッドまで引き寄せられた刹那を無理やり抱き上げ、抵抗出来ないようネクタイを抜いて両手を縛り上げる。
そしてなおも暴れる刹那をベッドに押し付け、顔をこちらに向かせた。
「っ…!?」
必死で彼の腕から逃れようとしていた刹那が、硬直した。
木の芽の新芽のような瞳が、月光を受けて獣のように輝いていたのだ。
獲物をとらえ、恍惚として骨まで貪り食おうと考えている、飢えた肉食獣。
上品な顔からは想像も出来ないくらいの狂暴な瞳に、刹那は息を止め、本能的に恐怖を感じた。
こいつは危険だ。
下肢がずくりと、胎動するかのように疼く。
「世界のものでもCBのものでもない」
薄い唇が刹那のものを覆った。
恐怖と驚愕に目を見開く刹那から一旦唇を離し、ゆっくりと、捕食者の余裕で微笑みかけた。
「私のものだ」
そして何か言葉を発そうと開いた少女の唇を、再び湿った己の唇で閉ざした。
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
ham_otomeza_12g☆yahoo.co.jp
管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
サイト FE覚醒ブログ(NL中心)
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