OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。

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部屋の片づけやら歯やらレポートやらでクリスマスが祝えそうもなくてびっくりしました。というわけでクリスマスにギリギリUP!
でも前後編だよ!後は明日の夜中に上げます・・・orz
ともかくメリークリスマス!
女子高生刹那と天使ハムです。
ハムが変態っぽいので注意。
でも前後編だよ!後は明日の夜中に上げます・・・orz
ともかくメリークリスマス!
女子高生刹那と天使ハムです。
ハムが変態っぽいので注意。
鍵を差し込み、カチャリと開ければいつもなら暖かいとはいえないが外よりはましな、静かな部屋が待っている。
しかしその日に限って、外と同じ冷気が刹那を迎え、スカートを揺らした。
窓なんて開けていたか?
しかし疑問に思う前に、頬の側を白いなにかが横切っていく。
外には粉雪が舞っていた。
きっと出かけに窓を開け放していて、そこから舞い込んだ雪だと思い掴み取れば、それは雪みたいに冷たくはなく、ふわふわした何かだった。
「羽?」
よく見れば廊下にも、ふんわりとした羽が転々と落ちている。
鳥なんて飼っていない。それ以前にこんな大きな羽を持つ鳥はそういない。
暗闇でも白いとわかる、ふわふわした羽。
恐る恐る靴を脱ぎ、リビングに向かえば舞い込む雪と羽、窓明かりから光が差し込み座るなにかが見えた。
刹那は持っていた学生鞄を取り落とす。
それは人だった。青みを帯びた光に照らされる金髪、外は氷点下だというのにシャツとズボンという簡素な服をみにまとった若い男。
それならまだわかる。そこらの大人よりも胆が座っている刹那は不法侵入者として今頃刹那は警察に電話していただろう。
だが問題は背中だ。
大きな白い翼が、身を包むように男から生えていたのだ。
いわゆる、天使のように。
「…な」
思わず間抜けな声を上げてしまった。
そもそも不法侵入以前にここはマンションの八階だ。どうしたって真冬に、しかもこんな軽装で羽を背負った人間が到達できるはずもない。
目の前に広がるありえない光景に刹那は通報することも叫ぶことも出来ず固まっていると、踞っていた青年がパチリと目を開いた。
固まる刹那と視線が合う。
薄暗闇にでもわかるように、翠の瞳が刹那を捉えると爛々と輝き出す。
そしてバサリ、と閉じかけていた白い翼をはためかせた。部屋一杯に風と羽が舞い散り、刹那は一歩後ずさる。
「君が、刹那・F・セイエイかね」
「…」
まだ羽を背負った、女子高生を驚かせようとする悪質な変質者だ、もしくは犯罪者だった方がよかったかもしれない。
しかし特殊な装置も使わず羽を動かしている青年に、刹那はどう対応すればわからず完全に思考が停止していた。
「会いたかった…会いたかったぞ!!」
じりじりと目を輝かせながら近づいてくる男と刹那だったが、玄関のドアに背中が当たった所でふわりと微かに浮かび、抱きつこうと飛んできたのだ。
「はぁ!?!?」
全く見知らぬ男(というか人間というのも微妙)に抱きつかれ、全身がそうけだつ。ふわふわした羽がむき出しの足や首に辺り、かなりくすぐったいがさらに男は頬ずりしようと顔をこちらに向けてくる。
「俺に触れるな!!」
身の危険を感じ、咄嗟に刹那は膝蹴りを食らわせ、そしてそれは嫌な感触と共にクリーンヒットする。
「あ」
男は声に鳴らぬ叫びを上げ、ふわふわの羽をくたりとさせて後ろ向きに倒れた。
嫌な所に一発食らわせた自覚はある。というか、膝頭に嫌な感触が残って気持ち悪い。少々罪悪感が芽生えたが、いきなり抱きつかれた上にどういう方法なのかわからないが不法侵入してきた男だ。正当防衛だと思い思考切り替える。
「…どうしようこれ」
足元に倒れている羽を生やした男。
外に放り出してなかったことにしたかったが、ここは八階だという事実と万が一凍死したら気分が悪い。
刹那は一先ず、寒気を遠慮なく寒気が吹き込んでくる窓を閉めようと男を跨いだ。
しかしその日に限って、外と同じ冷気が刹那を迎え、スカートを揺らした。
窓なんて開けていたか?
しかし疑問に思う前に、頬の側を白いなにかが横切っていく。
外には粉雪が舞っていた。
きっと出かけに窓を開け放していて、そこから舞い込んだ雪だと思い掴み取れば、それは雪みたいに冷たくはなく、ふわふわした何かだった。
「羽?」
よく見れば廊下にも、ふんわりとした羽が転々と落ちている。
鳥なんて飼っていない。それ以前にこんな大きな羽を持つ鳥はそういない。
暗闇でも白いとわかる、ふわふわした羽。
恐る恐る靴を脱ぎ、リビングに向かえば舞い込む雪と羽、窓明かりから光が差し込み座るなにかが見えた。
刹那は持っていた学生鞄を取り落とす。
それは人だった。青みを帯びた光に照らされる金髪、外は氷点下だというのにシャツとズボンという簡素な服をみにまとった若い男。
それならまだわかる。そこらの大人よりも胆が座っている刹那は不法侵入者として今頃刹那は警察に電話していただろう。
だが問題は背中だ。
大きな白い翼が、身を包むように男から生えていたのだ。
いわゆる、天使のように。
「…な」
思わず間抜けな声を上げてしまった。
そもそも不法侵入以前にここはマンションの八階だ。どうしたって真冬に、しかもこんな軽装で羽を背負った人間が到達できるはずもない。
目の前に広がるありえない光景に刹那は通報することも叫ぶことも出来ず固まっていると、踞っていた青年がパチリと目を開いた。
固まる刹那と視線が合う。
薄暗闇にでもわかるように、翠の瞳が刹那を捉えると爛々と輝き出す。
そしてバサリ、と閉じかけていた白い翼をはためかせた。部屋一杯に風と羽が舞い散り、刹那は一歩後ずさる。
「君が、刹那・F・セイエイかね」
「…」
まだ羽を背負った、女子高生を驚かせようとする悪質な変質者だ、もしくは犯罪者だった方がよかったかもしれない。
しかし特殊な装置も使わず羽を動かしている青年に、刹那はどう対応すればわからず完全に思考が停止していた。
「会いたかった…会いたかったぞ!!」
じりじりと目を輝かせながら近づいてくる男と刹那だったが、玄関のドアに背中が当たった所でふわりと微かに浮かび、抱きつこうと飛んできたのだ。
「はぁ!?!?」
全く見知らぬ男(というか人間というのも微妙)に抱きつかれ、全身がそうけだつ。ふわふわした羽がむき出しの足や首に辺り、かなりくすぐったいがさらに男は頬ずりしようと顔をこちらに向けてくる。
「俺に触れるな!!」
身の危険を感じ、咄嗟に刹那は膝蹴りを食らわせ、そしてそれは嫌な感触と共にクリーンヒットする。
「あ」
男は声に鳴らぬ叫びを上げ、ふわふわの羽をくたりとさせて後ろ向きに倒れた。
嫌な所に一発食らわせた自覚はある。というか、膝頭に嫌な感触が残って気持ち悪い。少々罪悪感が芽生えたが、いきなり抱きつかれた上にどういう方法なのかわからないが不法侵入してきた男だ。正当防衛だと思い思考切り替える。
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足元に倒れている羽を生やした男。
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刹那は一先ず、寒気を遠慮なく寒気が吹き込んでくる窓を閉めようと男を跨いだ。
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「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
感想、誤字脱字、その他管理人に突っ込みたい方は最下部のメルフォからか、↓の☆を@に変えてお願いします。
ham_otomeza_12g☆yahoo.co.jp
管理人:流離
since:20071112
更新停止中。twitterで色々妄想してます。
サイト FE覚醒ブログ(NL中心)
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