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OO中心戯れ言ばっか。ハム至上主義で刹受け中心カオスブログ。



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ギャグノリエロって苦手。R-18。


「気持ち良いだろう」

耳元で囁かれた声に、刹那は足をピンとひきつらせ答える。
声も出せず、内壁をぐいぐいと広げていくグラハムの指。生き物のように蠢き中を蹂躙してくるそれが気持ち悪くて、しかし快楽となり下肢に広がっていく。
一度いってしまったそこはきゅうきゅうとしまり、グラハムの指をくわえて離さない。よし締まったせいで中での彼の動きが明確にわかってしまい、刹那は目を閉じ必死にその違和感から逃れようとした。

「っ…限界だ」

突如、荒い息と共にグプリと音を立て指が引き抜かれた。

「ぁ、」

消えた圧迫感と温もりに、思わず不満めいた声をあげてしまい慌てて口を閉じる。
数年前まで平然と二人で風呂にて裸を見せあった仲とはいえ恥部を弄ばれたあげく快感を感じるのはどこか背徳的で、また自分だけが情けない姿を見せていることが恥ずかしかった。
もじもじと身体を丸める。しかし発散されたはずの熱はたまる一方で、まだ欲しい、と下半身は疼いている。

「ぐ、らは…」

欲しい。でも自分ではどうしていいかわからない。
自分をこんな身体にした幼なじみにすがるような眼差しを向ける。
自らのものでぬらぬらと濡れた白い指をティッシュで拭くグラハムに、さらに刹那の腹に火がついたように熱くなる。

「どうにか、しろっ…!」

もっと欲しい。もっと大きいもので、もっと長いもので…

「…失礼っ!」

しかしグラハムはいきなり刹那から身体を離したかと思いきや、ものすごい勢いで開け放たれた窓から飛び出していった。

「…」

余韻でいまだ揺れるスプリング、バサバサと風を受けるカーテン。
一気に身体の熱が冷めた。気がした。


「待たせたな!…っと」

数分もたたず、彼は戻ってきた。だが腹立たしくなり、刹那は枕を力の限り投げつける。

「いきなり何をする!」
「…馬鹿ハム!」

毛布にくるまり、刹那はグラハムを睨み付けた。当の本人は何が何だかわかっておらず、やたら大きな瞳をぱちくりさせている。
昔から空気を読めない奴だとわかっていた。
わかってはいたが、腹の虫が収まらない。
だが不満の理由を口にするのは、刹那の羞恥心とプライドがあり出来ない。それが余計に腹立たしい。

背を向け続きを期待していた自分が馬鹿だったと自らの感情を恥じていると、ピリリとビニールが切られる音がした。

「…それ、なんだ」
月明かりに照らされたそれは、見たことがないものだった。
「?ゴムはゴムさ」
「ゴム…?」
「しばし待っていたまえ」

丸く薄い膜のようなそれをどんな用途に使うのかわからずしげしげと眺めていると、グラハムがベルトを外し始めた。

「なっ」

チャックを開け下着をずらした途端、勢いよく露出したもの。
見たことない大きさのものがそそりたっており、今度こそ言葉を失う。
幼い頃には一緒に風呂へ入ったり着替えたりと裸に今更抵抗はないはずだった。しかし記憶の中にあるものとは全く違う。

「…な、なんだそれ…」

真っ白い肌をもつグラハムだというのにそこだけ赤黒く、血管らしき脈まで見えてはっきり言ってグロテスクだ。

「我が剣マスラオだ!これで数多の美少年を極みに押し上げ…」
「はははやくしまえ!目に毒だっ」
「今更になって恥じらって来たのかい?安心したまえ、女性相手は君が初めてだ、刹那」

勝手はわからないが最高の快楽を約束する、といつもに比べ固い声で呟き、気がつけばかれの局部に薄い膜…先程のゴムがつけられていた。

「本当は生がいいのだが、私達の本分は学生だからな。女性とは面倒なものだよ」
「…待て、何をするんだ」

思わず壁側に逃げようとするも、グラハムに足を捕まれ阻まれる。
天を向き脈打つそれは半透明のゴムを裂いてしまうのではないかというくらい膨らんでおり、刹那の腰は言葉にできない恐怖ですくんでしまっていた。
子を為すためには男性器を女性器に挿入する。いくらなんでも刹那だってそれは知っている。
しかし実物を見たのはこれが初めてだったのだ。
そして、今まで執拗にグラハムが刹那の下半身を弄ってきた意味がやっとわかり、さぁっと血が引いていく。

「い、いれるのか、それを…」
「セックスとはそういうものだ!」
「入るわけないだろうっ!」

ギンギンと立っているグラハムと、先程やっと指数本が飲み込めた刹那の秘所。常識的に考えて無理だ。
あり得ない、とブンブン首を振り、股間を思わず押さえてしまう。

「ほう、君でも怖じけづくのか?確かにグラハムスペシャルは君には少しきついかもしれないがな」
「き、切れるだろうが!…無理だ、こんなの」

じりじりと足を引っ張ってくるグラハムから身を離そうと、刹那は必至でシーツを掴む。しかし抵抗むなしくあっというまに足の間へ引きこまれていった。

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無題
我が剣マスラオとグラハムスペシャルに大爆笑しました♪
J3号 2010/01/06(Wed)16:53:26 Edit
コメント有り難うございます!
正直ふざけすぎました(おい)。でもハムと刹が歳近かったらこんな馬鹿やってたらいいなと思いましたw
コメント有り難うございます~
流離 2010/01/10(Sun)04:15:28 Edit
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FIRST
「非晶質。」にようこそ。
ここはグラハム・エーカー至上主義グラ刹になりそうな予感のする二次創作腐女子ブログです。
初めての方は「ハジメニ」を読んでください。わからずに突き進むと大変なことになります。
にょただらけなので苦手な方はご遠慮ください。
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管理人:流離

since:20071112


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